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選び方・手順 読了 約6分

ホームページ制作会社の選び方|見積もりと契約で確かめること

どの制作会社に頼む場合でも確かめることを、見積もりの確認項目と、契約で決めておくこと(著作権・ドメインの名義・公開後のこと)に分けて整理しました。

ホワイトボードの図を指しながら 3 人で打ち合わせをしているイラスト

ホームページ制作会社の選び方で大事なのは、会社の評判より先に、見積もりに何が入っているかと、契約で何が自社に残るかを確かめることです。

この記事では、特定の会社を勧めることはせず、どの会社に頼む場合でも確かめることを整理します。なお、SITE PICK は完成済みのサイトを販売しており、オーダーメイド制作の相談も受けています。その立場から書いていることをお断りしておきます。

依頼する前に決めておくこと

同じ条件で見積もりを取らないと、金額を比べられません。依頼する前に、次の 3 つを社内で決めておきます。

  1. ホームページで何をしたいか(問い合わせを増やす、採用に使う、会社の信用を示す など)
  2. 載せたいページの一覧(トップ、サービス、実績、会社概要、採用、問い合わせ など)
  3. 公開後に自社で更新したいもの(お知らせ、実績、ブログ など)

ページ数の参考として、今回集計した実際のサイト 148 件のページ数の中央値は 11 ページでした。5〜8 ページが 38 件、9〜12 ページが 45 件、13 ページ以上が 62 件です。集計したのは SITE PICK の完成済みのサイトなので、市場全体の相場ではありません。

業種ごとにどのページを置いているかは ホームページの構成のガイド にまとめています。

見積もりで確かめること

見積もりの金額が違うときは、多くの場合、含まれている作業が違います。次の項目が入っているか、別料金かを、見積もりごとに同じ表に書き出して比べます(この記事での整理)。

見積もりを比べるときの確認項目
項目 確かめること
ページ数 何ページ分の金額か。ページを足すといくら増えるか
原稿 文章は自社で用意するのか、書いてもらえるのか
写真 撮影が含まれるか。素材写真を使う場合、その費用と使える条件
更新の仕組み お知らせや実績を自社で更新できる作りか。使い方の説明があるか
問い合わせフォーム 含まれるか。届いたメールの確認や迷惑メール対策まで入っているか
修正の回数 何回まで直してもらえるか。それを超えるといくらか
公開後の費用 ドメイン・サーバー・保守が毎月または毎年いくらか。更新を頼むといくらか

公開後にかかる費用の中身は ホームページの維持費 で整理しています。

契約で確かめること 1:著作権

文化庁の「著作権テキスト」は、著作物の創作を他人や他社に委託(発注)した場合、料金を支払ったかどうかにかかわりなく、実際に創作した受注者の側が著作者になると説明しています。そのため、発注した側が納品後にその著作物を利用するには、そのための契約をあらかじめ交わしておくことが必要だ、としています。

ホームページでいえば、デザインや文章、撮影してもらった写真がこれに当たります。あとで別の会社に改修を頼む、チラシに写真を使う、といった使い方を考えているなら、著作権を譲り受けるのか、どの範囲で使ってよいのかを契約書で確かめます。

契約で確かめること 2:ドメインとサーバーの名義

ドメイン(example.co.jp など)は、自社の名義で登録してもらいます。.jp ドメインを管理している日本レジストリサービス(JPRS)のよくある質問では、そのドメインを管理している事業者は、問い合わせてきた人がドメインの登録者か連絡担当者であると確認できた場合にだけ教える、としています。制作会社の名義のままだと、依頼先を変えるときに、自社のドメインなのに手続きを自社で進められない場合があります。

サーバーも、自社で契約するのか制作会社の契約に載せてもらうのかを決めます。どちらの場合も、管理画面・サーバー・ドメインのログイン情報を自社で受け取っておきます。

契約で確かめること 3:公開後のこと

  • 保守の中身 ソフトの更新、バックアップ、不具合の修正のうち、どれが保守料に入っているか。
  • 解約したとき 保守をやめたり依頼先を変えたりしたときに、サイトのデータを渡してもらえるか。
  • 不具合の扱い 公開後に見つかった不具合を、いつまで無償で直してもらえるか。

セキュリティで決めておく分担は ホームページのセキュリティ対策 にまとめています。

制作実績を見るときのポイント

制作実績は、見た目の好みだけでなく、自社に近い業種や規模のサイトを作っているかを見ます。実際に公開されているサイトを開き、スマホで見やすいか、問い合わせまで迷わず進めるか、お知らせが更新され続けているかを確かめると、作ったあとの姿まで想像できます。

公開前後に確かめることは ホームページの作り方 で整理しています。

作り方は 3 つ|完成済み・自作・オーダーメイド

作り方はどれでも選べます。優劣ではなく、向いているケースが違います。

  • オーダーメイドで作る(制作会社に依頼) 要件を渡せば設計から任せられます。自社に合わせて一から作りたい場合や、撮影・原稿まで任せたい場合に向きます。SITE PICK でもオーダーメイド制作の相談を受け付けています。
  • 自分で作る(自作) 費用は抑えられます。制作会社との契約で確かめる著作権やドメインの名義の心配はありませんが、そのかわり作る手間と公開後の更新・保守を自分で引き受けることになります。
  • 完成済みのサイトから選ぶ(完成済み) 構成・更新の仕組み・入口が組まれた状態を実物で確かめ、社名・写真・文章を差し替えて公開します。完成形を先に確認してから決めたい場合に向きます。この記事の集計は、その実際のサイトのデータです。

この記事のデータについて

調査対象: 2026年9月26日 時点で SITE PICK が販売していた実際のサイト 148 件。記事中の数値はこの日の集計で固定しています(最新の集計は公開データのページにあります)。売れた数や購入者に基づく数値は、十分な実売データが揃うまで掲載しません。 集計方法と元データ

参考にした外部の資料(2 件)

  1. 文化庁「令和8年度著作権テキスト」bunka.go.jp・2026.9.26 確認
  2. JPRS よくある質問「JPドメイン名の各種申請について」jprs.jp・2026.9.26 確認

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