Google ビジネスプロフィールは、Google 検索や Google マップに、店舗や会社の名前・住所・営業時間・写真・クチコミを表示するための Google の仕組みです。「地域名+業種」で探している人に、地図と一緒に見つけてもらえます。
ホームページがあれば要らない、あるいはプロフィールがあればホームページは要らない、というものではありません。この記事では、Google の説明をもとに、それぞれに載せる情報の分け方と、両方で揃えておく情報を整理します。登録の手順そのものは、Google のヘルプに沿って進めてください。
ローカル検索の表示を決める 3 つの要素
Google ビジネス プロフィールのヘルプは、ローカル検索結果は主に「関連性」「距離」「知名度」に基づいて表示されると説明しています。
- 関連性 検索語句とビジネス プロフィールが合致する度合い。ビジネスについてより的確な情報を載せると高められる、とされています。
- 距離 検索している人から各拠点までの距離。自社では変えられません。
- 知名度 ビジネスがどれだけ広く知られているか。ビジネスにリンクしているウェブサイトの数やクチコミの数などの情報にも基づく、とされています。
同じヘルプには、ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなる、とも書かれています。一方で、Google はランキングを上げるための依頼や金銭の受け取りには一切応じていない、とも明記しています。「お金を払えば地図の上位に出せる」という営業には注意が必要です。
プロフィールに載せる情報、ホームページに載せる情報
プロフィールは、決まった項目を短く見せるのに向いています。ホームページは、項目の決まっていない説明や、判断に必要な詳しい情報を載せるのに向いています(この記事での整理)。
| 載せる場所 | 向いている情報 |
|---|---|
| ビジネスプロフィール | 住所と地図、営業時間(臨時休業を含む)、電話番号、業種、駐車場などの設備、写真、クチコミへの返信 |
| ホームページ | サービスや工事の詳しい中身、料金、実績・事例、依頼の流れ、よくある質問、会社概要、採用情報、問い合わせフォーム |
今回集計した実際のサイトで、役割ごとに独立したページを置いていた割合は、サービス・事業内容が 46%、料金が 39%、実績・事例が 39%、採用・求人が 36% でした。どれもプロフィールの決まった項目には収まりにくい情報です。一方、アクセス・店舗情報を独立したページにしていたのは 27% でした。アクセスのページを分けない場合も、会社概要などに載せる住所はプロフィールと同じ表記にしておきます。
プロフィールのウェブサイト欄に自社のホームページを登録しておけば、地図で見つけた人が、詳しい情報を見にホームページへ進めます。
両方で揃えておく情報
Google のビジネス情報のガイドラインは、ビジネス名には、店舗・ウェブサイト・ビジネスレターなどで一貫して使い、顧客に認知されている実際の名称を使うよう求めています。ビジネス名に、宣伝文句(マーケティング タグライン)や営業時間、電話番号などの不要な情報を含めることはできず、含めるとプロフィールが停止される場合がある、ともしています。
- 名前 ホームページの会社概要と同じ表記にする(株式会社の位置、店名の表記など)。
- 住所・電話番号 番地の書き方や電話番号を、ホームページと同じにする。移転や番号の変更は、両方を同じ日に直す。
- 営業時間・休業日 年末年始や臨時休業も、プロフィールとホームページの両方で知らせる。
会社概要に載せる項目は 会社概要の書き方 で整理しています。検索以外の集客とあわせて考えるなら ホームページの集客方法 も参考になります。
作り方は 3 つ|完成済み・自作・オーダーメイド
作り方はどれでも選べます。優劣ではなく、向いているケースが違います。
- オーダーメイドで作る(制作会社に依頼) 要件を渡せば設計から任せられます。自社に合わせて一から作りたい場合や、撮影・原稿まで任せたい場合に向きます。SITE PICK でもオーダーメイド制作の相談を受け付けています。
- 自分で作る(自作) 費用は抑えられます。ビジネスプロフィールも自分で登録できます。そのかわり、プロフィールとホームページの情報を揃え続ける手間も自分で持つことになります。
- 完成済みのサイトから選ぶ(完成済み) 構成・更新の仕組み・入口が組まれた状態を実物で確かめ、社名・写真・文章を差し替えて公開します。完成形を先に確認してから決めたい場合に向きます。この記事の集計は、その実際のサイトのデータです。