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ホームページの維持費|毎年かかるもの、頼むとかかるもの

ホームページの維持費を、毎年かかるもの・頼むとかかるもの・使い方次第のものに分け、自分で減らせる部分と、維持費を減らす工夫を、公式の料金や説明で確かめられる範囲で整理しました。

テーブルに並んで座り、年間の支払いの表と電卓で費用を確かめている 2 人のイラスト

ホームページの維持費は、作ったあとも払い続ける費用です。中身は大きく 3 つに分かれ、自分で減らせるものと減らせないものがあります。

この記事では、ドメインやサーバーのように毎年かかるもの、更新や保守を頼むとかかるもの、使い方次第でかかるものに分けて、公式の料金や説明で確かめられる範囲を整理します。

維持費は 3 つに分かれる

維持費の分け方(この記事での整理)
種類 中身 自分で減らせるか
毎年かかるもの ドメイン、サーバー 減らせない(サイトを出している限りかかる)。契約の選び方で差が出る
頼むとかかるもの 更新の代行、WordPress などの保守 自分でやれば減らせる。どこまで自分でできるかは作りで決まる
使い方次第のもの 有料の機能追加、フォームやメールの外部サービス、写真素材、広告 使わなければかからない

毎年かかるもの 1:ドメイン

ドメインは、サイトの住所(example.co.jp など)です。取得したあとも、毎年の更新費がかかります。金額はドメインの種類と、登録を受け付ける会社によって違います。

会社のサイトでよく使われる co.jp には、取れる条件があります。.jp ドメインを管理している日本レジストリサービス(JPRS)の説明では、co.jp は日本国内で登記を行っている会社が登録でき、原則として一つの組織で一つのドメイン名が登録できます。一方、汎用の .jp は、日本国内に住所をもつ個人・団体・組織であれば誰でもいくつでも登録できます。

名義は自社にしておきます。制作会社の名義のままだと、依頼先を変えるときや、更新の連絡が届かないときに困ります。

毎年かかるもの 2:サーバー

サーバーは、サイトのデータを置いておく場所の利用料です。多くのレンタルサーバーは、長い期間で契約するほど月あたりの料金が下がる料金表になっています。

サーバー料金の例として、法人向けのエックスサーバー(Xserver ビジネス)のスタンダードプランは、公式の料金表で、12 か月契約なら月あたり 4,180 円、36 か月契約なら月あたり 3,762 円(いずれも税込)、これとは別に初期費用が 16,500 円です(2026 年 9 月 25 日確認。期間限定の割引は除いています)。さくらのレンタルサーバの法人向けのビジネスプランは、公式の料金ページで初期費用が無料とされています。

料金は改定やキャンペーンで変わるので、契約の前に公式の料金ページで確かめてください。比べるときは、月額だけでなく初期費用と契約期間をそろえて見ます。

SSL(https)は無料で使えることが多い

SSL は、サイトとの通信を暗号化して、アドレスを https にする仕組みです。Google の開発者向けの解説は、扱う情報に関わらず、すべてのサイトを HTTPS で守るよう勧めています。

費用は、サーバーに含まれていることが多くなっています。たとえばさくらのレンタルサーバは、公式の説明で、Let’s Encrypt を使えば無料で独自 SSL を使えるとしています。

頼むとかかるもの 1:WordPress などの保守

WordPress で作ったサイトは、本体と機能追加(プラグイン)の更新が続きます。WordPress の公式の説明は、常に最新版に更新するよう求めています。そのうえで、WordPress 3.7 以降は、小さな更新とセキュリティの更新が自動で入り、大きな機能の更新だけは管理画面で「今すぐ更新」を押す必要がある、としています。更新の前にはバックアップを取るよう勧めています。

つまり保守の中身は、大きな更新のボタンを押すこと、その前にバックアップを取ること、更新のあとに表示が崩れていないかを確かめることです。これを自分でやれば費用はかかりません。自信がなければ、制作会社などに保守を頼むことになり、その分の費用がかかります。

頼むとかかるもの 2:更新の代行

お知らせや実績の追加を、そのたびに外に頼むと費用がかかります。自分で更新できるかどうかは、サイトに更新の仕組みがあるかで決まります。

今回集計した実際のサイトでは、お知らせやブログを管理画面から投稿できる仕組みを持っていたのが 87%、実績やメニューのように増えていく一覧を自分で足せる仕組みを持っていたのが 69% でした。こうした仕組みがあれば、文章を足すたびに外へ頼む必要はありません。

どの情報が増えるか、誰が更新するかの決め方は、 ホームページの運用で自分でできること で整理しています。

使い方次第でかかるもの

  • 有料の機能追加 予約やネットショップなど、無料の範囲を超える機能を足すと、月額や年額がかかることがあります。
  • メール 会社のメールアドレスを、サーバーとは別のメールサービスで持つと、その利用料がかかります。サーバーのメールを使うなら追加はかかりません。
  • 写真や素材 撮影を頼む、有料の素材を買う場合です。自社で撮った写真を使えばかかりません。
  • 広告 出している間だけかかります。維持費というより、集客の費用です。

維持費を減らす工夫

減らせるのは、契約の選び方と、自分で引き受ける範囲です。どれも、サイトを作る前か契約の前に決めておくほど効きます。

  1. サーバーは、使い続ける前提が固まってから長めの期間で契約する。上の例では、同じプランでも 12 か月契約の月あたり 4,180 円に対し、36 か月契約は 3,762 円で、月あたり 418 円の差があります。比べるときは初期費用も足して、同じ期間の合計で比べます。
  2. SSL は、サーバーに付いている無料のものを使う。特定の証明書を求められる事情がなければ、有料の証明書を別に買う必要はありません。
  3. ドメインは、取るときの価格だけでなく、翌年からの更新の価格も確かめる。ドメインの費用は毎年続くので、更新の価格で比べます。
  4. メールは、サーバーに付いているものを使えるか先に確かめる。別のメールサービスを契約すると、その分が毎月かかります。
  5. 増える情報を、管理画面から自分で足せる作りにしておく。お知らせ・実績・採用情報のように増えていくものに更新の仕組みがあれば、足すたびに外へ頼む費用がかかりません。
  6. WordPress の自動更新を止めない。小さな更新とセキュリティの更新は自動で入るので、手作業は大きな更新のときのバックアップ・ボタン操作・表示の確認に絞れます。
  7. 使っていない有料の機能やプラグインを止める。年に一度、請求の明細とサイトで使っている機能を突き合わせます。
  8. 保守を頼むなら、頼む範囲を決めてから頼む。毎月の定額で頼むか、必要なときだけ頼むかは、自分でできる範囲と更新の頻度で選びます。

完成済みのサイトを買った場合

SITE PICK の完成済みのサイトの場合、販売価格にドメインとサーバーの費用は含まれず、購入した会社の負担です(ドメインは購入した会社の名義で取得します)。公開の作業までは SITE PICK が代行し、公開後 3 か月は表示や既存の機能の不具合を直す動作保証があります。そのあとの更新代行や変更は、保守プランか有料のスポット対応で相談できます。自分で更新できる範囲(お知らせ・実績の一覧など)は商品ごとに違い、各商品のページの「機能」で確かめられます。

作り方は 3 つ|完成済み・自作・オーダーメイド

作り方はどれでも選べます。優劣ではなく、向いているケースが違います。

  • オーダーメイドで作る(制作会社に依頼) 要件を渡せば設計から任せられます。自社に合わせて一から作りたい場合や、撮影・原稿まで任せたい場合に向きます。SITE PICK でもオーダーメイド制作の相談を受け付けています。
  • 自分で作る(自作) 制作費は抑えられます。ドメインとサーバーの費用はどの作り方でもかかります。保守と更新を自分でやれる体制があれば、維持費も抑えられます。
  • 完成済みのサイトから選ぶ(完成済み) 構成・更新の仕組み・入口が組まれた状態を実物で確かめ、社名・写真・文章を差し替えて公開します。完成形を先に確認してから決めたい場合に向きます。この記事の集計は、その実際のサイトのデータです。

この記事のデータについて

調査対象: 2026年9月25日 時点で SITE PICK が販売していた実際のサイト 148 件。記事中の数値はこの日の集計で固定しています(最新の集計は公開データのページにあります)。売れた数や購入者に基づく数値は、十分な実売データが揃うまで掲載しません。 集計方法と元データ

参考にした外部の資料(5 件)

  1. JPRS「JP ドメイン名の種類」jprs.jp・2026.9.25 確認
  2. エックスサーバー「Xserver ビジネス 料金プラン」business.xserver.ne.jp・2026.9.25 確認
  3. さくらインターネット「さくらのレンタルサーバ 料金プラン」rs.sakura.ad.jp・2026.9.25 確認
  4. WordPress.org「Updating WordPress」(2024-09-15 最終更新)wordpress.org・2026.9.25 確認
  5. Kayce Basques「Why HTTPS matters」web.dev(Google)web.dev・2026.9.25 確認

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