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選び方・手順 読了 約19分

HPE Aruba の脆弱性(ArubaOS・AOS-8/AOS-10・2026年10月)|修正版の早見表と、社内の無線 LAN が対象かの確認方法【随時更新】

(最終更新:10 月 26 日 20:32)HPE の Aruba の無線 LAN の OS(AOS-8・AOS-10)の脆弱性について、修正版の早見表と、社内の機器が対象かの確認方法、保守会社への問い合わせ文を整理します。

「HPE Aruba の脆弱性」「修正版の早見表と、対象かの確認方法」と書かれた文字だけの画像

最終更新:10 月 26 日 20:32(日本時間) 続報が出たら追記します。
すぐ見る:よくある疑問 / 対象の版と修正版の早見表 / Aruba の機器かと版の確認方法 / 問い合わせ文のひな形 / 技術的な詳細 / 経緯

ひとことで言うと

会社の Wi-Fi に使われる Aruba の機器に重い弱点。直した版への更新が要る(10 月 22 日の発表)

  1. HPE の Aruba の無線 LAN の機器を動かす OS(AOS-8・AOS-10)に、弱点(脆弱性)が 72 件見つかった。いちばん重いものは、ログインしなくても離れた場所から機器を操られるおそれがある
  2. 直した版(修正版)が出ている。すぐに更新できない間は、機器の管理画面に入れる範囲を絞るよう HPE は勧めている
  3. 発表の時点で、悪用は把握されていない。Aruba のスイッチ(AOS-CX)や小規模向けの Instant On は対象外

どうすればいい?

よくある疑問と答え

  • うちの Wi-Fi は対象? Aruba の無線 LAN の機器(アクセスポイント・コントローラ・ゲートウェイ)で、AOS-8 か AOS-10 が動いているものが対象です。まず、Aruba かどうかの見当をつけます。
    → Aruba の機器かの見分け方
  • どのくらい危ない? 72 件のうち 8 件は、深刻さの物差し(CVSS)で上限の 10.0 です。ログインなしで機器の上で命令を実行されたり、管理者の権限を取られたりするおそれがあります。
    → CVE 番号ごとの内容
  • 何をすればいい? 同じ系列の修正版(10.8.1.2・10.7.2.7・10.4.1.14・8.13.3.1・8.10.0.24 以上)へ更新します。
    → 対象の版と修正版の早見表
  • すぐに更新できないときは? 管理画面(Web とコマンド)に入れる範囲を、専用のネットワーク(VLAN)やファイアウォールで絞るよう HPE は勧めています。
    → 回避策と作業の順番
  • 保守会社に任せているときは? 対象の機器があるか、いまの版、更新の予定日を保守会社に聞きます。そのまま送れる文面を下に載せています(この記事での整理)。
    → 問い合わせ文のひな形
  • もう攻撃されている? HPE は発表の時点で、悪用や攻撃のコードの公開は把握していないとしています。ただ、攻撃を自動化しやすい種類だという評価もあります。
  • Aruba のスイッチ(CX)は? AOS-CX は、この発表の一覧に入っていません。スイッチの発表は、HPE のセキュリティ情報の一覧で別に確かめてください(この記事での整理)。

詳しくは:対象の版と修正版の早見表 / 管理者がやること / Aruba の機器かと版の確認方法 / 問い合わせ文のひな形

この記事では、HPE Aruba の脆弱性(ArubaOS の AOS-8・AOS-10 の脆弱性)について、HPE のセキュリティ情報(HPESBNW05162)とその CSAF 版(機械で読める形の同じ発表)、CVE の記録だけをもとに、影響を受ける版と修正版、回避策、立場ごとにやることを整理します。あわせて、社内の無線 LAN が Aruba かと、その版の確認方法、保守会社に送る問い合わせ文のひな形を、この記事での整理として載せます。攻撃の手順の細かい情報は載せていません。

何が見つかったか

まず、出てくる機器の説明です。Aruba(アルバ)は、HPE(ヒューレット・パッカード エンタープライズ)の無線 LAN の製品の名前で、会社・病院・学校などで使われています。

AOS は、その無線 LAN の機器の中で動く OS(基本のソフト)です。たくさんのアクセスポイント(AP)をまとめて管理するコントローラ、ゲートウェイ、AP の中で動いています。AOS-8 と AOS-10 の 2 つの世代があります。

10 月 22 日の発表で分かっていることです。HPE によると、AOS-8 と AOS-10 に、あわせて 72 件の脆弱性があり、それを直した版が出ました。内容が複雑で広く、影響も大きいとして、HPE は更新を強く勧めています。

CVSS は、脆弱性の深刻さを 0 から 10 で表す共通の物差しです。72 件のうち 8 件は上限の 10.0 です。発表の値を数えると、残りも多くが 7.0 以上でした。細かい内容は、下の「技術的な詳細」にまとめています。

対象の版と修正版の早見表

HPE の発表の「Affected Software Version(s)」と「RESOLUTION」のとおりです。版の番号の頭の 2 つ(10.8 や 8.13 など)が系列です。

AOS の系列ごとの対象と修正版(HPE の発表)
系列 影響を受ける版 修正版
AOS-10.8 10.8.1.1 以下 10.8.1.2 以上
AOS-10.7 10.7.2.6 以下 10.7.2.7 以上
AOS-10.4 10.4.1.13 以下 10.4.1.14 以上
AOS-8.13 8.13.3.0 以下 8.13.3.1 以上
AOS-8.10 8.10.0.23 以下 8.10.0.24 以上
ほかの系列 保守が終わった版(EoM)は、特に書かれていない限り影響を受けるものとみなされ、この発表の対象外。サポートが終わった版(EoS)は、HPE が評価していないため、影響を受けうるものとして扱うよう求めている なし(サポート中の版へ更新)

対象の機器の種類です。HPE は、モビリティ コンダクター、モビリティ コントローラ、モビリティ ゲートウェイ(HPE Networking Central で管理するもの)、AOS-10 の AP、AOS-8 の Instant AP を挙げています。発表の中の製品の一覧は例で、対象の版で動く機器・AP・仮想マシンは、一覧に無い型番でもすべて影響を受けるとしています。修正版は、HPE Networking のサポートポータルから入手します。

対象にならないものです。HPE は、上に挙げた製品と版のほかは、これらの脆弱性の影響を受けないとしています。Aruba のスイッチで使われる AOS-CX や、小規模向けの Instant On は、この発表の一覧に入っていません。「aruba cx 脆弱性」のように、スイッチの脆弱性を調べている場合は、HPE のセキュリティ情報の一覧で、スイッチの発表を別に確かめてください(この記事での整理)。

社内の無線 LAN が Aruba か、版はどこで見るか(確認方法)

無線 LAN の機器を自分では触らない会社向けにまとめたものです(この記事での整理)。無線 LAN の機器は、設置した会社が管理していて、使っている側からはメーカーが分からないことがよくあります。まず、Aruba かどうかの見当をつけます。

Aruba の機器かの手がかり(この記事での整理)
見るところ 手がかり
天井や壁の AP(アクセスポイント) 本体や裏のラベルに「aruba」「HPE」の表示と型番がある。脚立が要る場所なら、無理をせず保守会社に聞く
サーバーラックやネットワークの棚の機器 「aruba」「HPE」の表示がある箱型の機器は、コントローラやゲートウェイのことがある。スイッチ(ケーブルが何本も挿さった機器)は今回の対象外
保守の契約書・納品書・ネットワークの構成図 「Aruba」「HPE」「ArubaOS」「AOS-8」「AOS-10」「Mobility Controller」「Instant AP」「Central」などの言葉があるかを見る
無線 LAN の管理画面 ログインの画面や画面の上部に、Aruba や HPE の名前が出る。管理画面を見られる人が社内にいる場合だけ
スマートフォンのアプリで管理する小規模向けの機器 Instant On という小規模向けの製品なら、この発表の一覧には入っていない。製品名はアプリや機器のラベルで確かめる

版を確かめる(Aruba の AP・コントローラの版の確認方法)

管理画面に入れる人がいる場合の確かめ方です(この記事での整理)。分からなければ、無理に操作せず、保守会社に聞いてください。

  1. コントローラや Instant AP は、Web の管理画面の概要(ダッシュボード)や保守の画面に、動いている版が出る。コマンドの画面に入れるなら「show version」でも版が出る
  2. クラウドの HPE Networking Central で管理している場合は、Central の画面の機器やファームウェアの一覧で、機器ごとの版を見られる
  3. 出てきた番号の頭の 2 つで系列を見て、早見表に当てる。たとえば 8.10.0.23 なら 8.10 の系列で、8.10.0.24 以上への更新が要る
  4. コントローラと AP の両方があるなら、両方の版を控える。確かめた日付と版を記録しておく

保守会社への問い合わせ文のひな形

無線 LAN の設置や保守を任せている会社に、そのまま送れる文面にしました(この記事での整理)。[ ]の中は自社に合わせて埋めます。対象かどうかだけでなく、版と更新の予定日、更新までの守り方、費用の扱いまで一度に聞くのがこつです。

ひな形(この記事での整理)

件名:HPE の Aruba の無線 LAN の脆弱性(HPESBNW05162)への対応状況の確認のお願い

[会社名] [担当者名]様

いつもお世話になっております。[自社名]の[名前]です。2026 年 10 月 22 日に HPE から、Aruba の無線 LAN の OS(AOS-8・AOS-10)の脆弱性を直した版を案内するセキュリティ情報(HPESBNW05162)が公表されました。お願いしている[事業所名]の無線 LAN について、次の点を教えていただけますでしょうか。

  1. 当社の無線 LAN に、AOS-8・AOS-10 で動く機器(コントローラ・ゲートウェイ・アクセスポイント)があるかどうか
  2. ある場合、いまの版と、修正版(10.8.1.2・10.7.2.7・10.4.1.14・8.13.3.1・8.10.0.24 以上のうち該当するもの)への更新の予定日
  3. 更新までの間、機器の管理画面に、インターネットやゲスト用の Wi-Fi から入れないようになっているか
  4. 保守やサポートが終わった版を使っている場合、サポート中の版への更新ができるか、機器の入れ替えが要るか、おおよその費用
  5. 更新の作業で無線 LAN が止まる時間の目安と、今回の作業が保守の契約の範囲に入るか

対応が終わりましたら、更新後の版をお知らせいただけますと助かります。お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

返事が来たあとの読み方です(この記事での整理)。

  • 「Aruba ではない」「対象の機器は無い」 返事の日付と、使っている機器のメーカー・製品名を控えておく。次に同じような脆弱性が出たときに、確かめる手間が省ける。
  • 「Instant On」「スイッチだけ」 この発表の対象外。ただ、それぞれの製品にも別の発表が出ることがあるので、更新の担当がいるかを確かめておく。
  • 「対象。更新の予定あり」 予定日と、それまでの管理画面の守り方を確かめる。終わったら更新後の版を知らせてもらう。
  • 「サポートが終わった版」 HPE は影響を受けうるものとして扱うよう求めている。更新か機器の入れ替えの見積もりを頼み、それまでは管理画面の守り方を固める。

次に読む:IPA が呼びかける、すぐ行う点検と対策 / ほかの会社の最近の事故と脆弱性の一覧

経緯

日付は、それぞれの発表や記録に書かれている日付です(米国の時間で書かれているため、日本時間では翌日になるものがあります)。

Aruba の AOS-8・AOS-10 の脆弱性の経緯(新しい順・公表日)
日付 できごと
2026 年 10 月 26 日 HPE の発表は rev.1 のまま。CVE の記録で CVE-2026-79845 が別の製品の記録になっていることを確認した。JVN・JPCERT/CC の情報は見つからなかった(この記事の確認日)
10 月 23 日 CVE の記録に CISA の評価(悪用は確認されていない)が加わった
10 月 22 日 HPE がセキュリティ情報 HPESBNW05162(rev.1)を公表し、修正版を案内した。CVE-2026-79844 などの CVE の記録が公開された

技術的な詳細(ネットワークの担当者向け)

ここからは、無線 LAN の機器を管理している担当者・保守会社のエンジニア向けです。HPE のセキュリティ情報 HPESBNW05162(rev.1)とその CSAF 版、CVE の記録に書かれた内容を、用語をそのまま使って並べます。

HPE によると、72 件の脆弱性には、認証の回避(authentication bypass)、コマンドインジェクション、SQL インジェクション、バッファオーバーフローなどが含まれます。脆弱性の多くは、HPE Networking の社内のセキュリティの調査で見つかったものです。発表では、製品群の名前は HPE Networking と書かれています。

CVSS 3.1 の値が 10.0 の脆弱性(HPE の発表)
番号 世代 内容
CVE-2026-79844 AOS-10 認証の回避。攻撃者には制御できない前提条件がそろうと、認証なしで遠隔から OS 上で任意のコマンドを実行される
CVE-2026-79845 AOS-10 機器間の管理通信に使う PAPI での認証の回避。管理者権限を取られ、設定の変更や、機密データの閲覧・改ざんのおそれ
CVE-2026-79846 AOS-8 認証不要のコマンドインジェクション。前提条件がそろうと、OS 上で任意のコマンドを実行される
CVE-2026-79847 AOS-10 認証不要のバッファオーバーフロー。細工した通信で、特権ユーザーとして任意のコードを実行される
CVE-2026-79848 AOS-8 認証不要の SQL インジェクション。OS 上で任意のコマンドを実行される(CVE-2026-79849 と同じ内容で、HPE の発表ではまとめて書かれている)
CVE-2026-79849 AOS-8 認証不要の SQL インジェクション。OS 上で任意のコマンドを実行される
CVE-2026-79850 AOS-8 認証の回避。root(最上位の権限)として任意のコマンドを実行され、機器全体を乗っ取られる
CVE-2026-79851 AOS-10 認証不要のバッファオーバーフロー。特権ユーザーとして任意のコードを実行され、機器全体を乗っ取られる

残りの 64 件も、発表の値を数えると、多くが 7.0 以上でした。HPE の表の値を、この記事で数えた内訳です。

72 の脆弱性の CVSS 3.1 の値の内訳(HPE の表をこの記事で数えたもの)
CVSS 3.1 の値 数
10.0 8 件
9.0〜9.8 25 件
7.0〜8.8 31 件
4.0〜6.8 7 件
4.0 未満 1 件

攻撃の起点(Attack Vector)についての補足です。72 件の中には、インターネットなど離れた場所からの攻撃(CVSS のベクトルで AV:N)を想定したものと、同じネットワークにつながっている相手からの攻撃(発表では adjacent・AV:A)を想定したものがあります。発表の値を数えると、後者は 25 件でした。社内の Wi-Fi やゲスト用の Wi-Fi につながった人が起点になりうる、という意味で、ネットワークの分け方も見直す理由になります(この記事での整理)。

悪用の状況です。HPE は、発表の時点で、これらの脆弱性を狙う公の議論や攻撃のコードは把握していないとしています。CVE の記録には、米国のサイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)が加えた評価(SSVC)があり、CVE-2026-79844 では、悪用は確認されていない(Exploitation: none)、攻撃の自動化はしやすい(Automatable: yes)とされています。悪用が見つかっていなくても、自動化しやすい種類の脆弱性は、早めに更新しておくのが安全です(この記事での整理)。

番号についての注意です。HPE の発表と CSAF 版では、PAPI の認証の回避は CVE-2026-79845 です。一方、CVE の記録で同じ番号を 10 月 26 日に見たところ、別の会社の別の製品の記録になっていました。番号で調べるときは、HPE の発表の内容と照らしてください(この記事での整理)。

版の確認のコマンドです。コントローラや Instant AP のコマンドの画面(CLI)では「show version」で動いている版が出ます。HPE Networking Central で管理している場合は、Central の機器やファームウェアの一覧で機器ごとの版を見られます(この記事での整理。手順は上の確認方法の節)。

次に読む:Linux カーネルの未修正の脆弱性(ksmbd ほか) / サーバーの守りのソフト「SiteGuard Server Edition」の脆弱性

管理者がやること

HPE の発表の対策(修正版への更新と回避策)を、作業の順に並べたものです(順番と、発表に無い補足はこの記事での整理)。

  1. コントローラ・ゲートウェイ・AP の一覧と、それぞれの AOS の版を書き出し、上の早見表で対象かを見る(この記事での整理)
  2. 更新の前に、設定のバックアップを取り、無線 LAN が止まってもよい時間帯を決めて社内に知らせる(この記事での整理)
  3. 同じ系列の修正版(10.8.1.2・10.7.2.7・10.4.1.14・8.13.3.1・8.10.0.24 以上)へ更新する。コントローラと AP の両方が対象なので、管理しているすべての機器が修正版になったかを確かめる(確かめ方はこの記事での整理)
  4. 更新のあとに、社員の端末やゲスト用の Wi-Fi が普段どおりつながるか、認証や業務のシステムへの接続を確かめる(この記事での整理)
  5. ほかの系列(保守やサポートが終わった版)なら、サポート中の版への更新を計画する。機器そのものが新しい版に対応しているかも、保守会社と確かめる(この記事での整理)

すぐに更新できない間の回避策(HPE の発表)

発表の Workaround の節の内容です。HPE は、攻撃される可能性を下げるために、コマンドと Web の管理画面に入れる範囲を、専用のネットワーク(レイヤー 2 のセグメントや VLAN)に限るか、レイヤー 3 以上のファイアウォールのルールで絞ること、あわせて、利用者の操作やリソースの使い方を記録して追えるようにすることを勧めています。

  • 管理画面がインターネットから見えていないか 社外から無線 LAN の管理画面に入れる設定になっていないかを確かめる。入れるなら、更新が終わるまで止める(この記事での整理)。
  • ゲスト用の Wi-Fi と管理のネットワークを分ける 来客用や店舗のお客さま向けの Wi-Fi から、機器の管理画面や社内のネットワークに届かないようにする。同じネットワークの相手からの攻撃を想定した脆弱性もあるため(この記事での整理)。
  • 管理の操作の記録を残す 誰がいつ管理画面に入り、何を変えたかの記録が残る設定かを確かめる。HPE の回避策にも含まれる。

自社で見直すこと

無線 LAN の機器は、一度設置すると何年も同じ版のまま動き続けがちです。パソコンやサイトと違って、更新の知らせが社内に届きにくく、誰が更新するのかがあいまいになりやすいところです(この記事での整理)。

  • ネットワークの機器も一覧にする 無線 LAN の AP・コントローラ、ルーター、スイッチ、ファイアウォールのメーカーと製品名、版、保守する会社を書き出しておく。今回のような発表が出たときに、すぐ当たりがつけられる。
  • 管理画面に入れる場所を絞っておく 機器の管理画面は、社内の決まったネットワークからだけ入れるようにし、ゲスト用の Wi-Fi とは分けておく。脆弱性が見つかったときの被害を小さくできる。
  • 保守の契約にファームウェアの更新が入っているかを確かめる 機器の版の更新が保守の範囲に入っているか、入っていないなら誰に頼むのか、サポートが終わる時期はいつかを決めておく。

ネットワークやサーバーの土台のソフトの脆弱性のほかの例は 「ISC BIND の複数の脆弱性」、続けて備える体制の考え方は 「ホームページの保守」 にまとめています。

作り方は 3 つ|完成済み・自作・オーダーメイド

作り方はどれでも選べます。優劣ではなく、向いているケースが違います。

  • オーダーメイドで作る(制作会社に依頼) 要件を渡せば設計から任せられます。自社に合わせて一から作りたい場合や、撮影・原稿まで任せたい場合に向きます。SITE PICK でもオーダーメイド制作の相談を受け付けています。
  • 自分で作る(自作) 費用は抑えられます。そのかわり、使っている機器やソフトの脆弱性の情報を追い、更新を公開後もずっと自分で続けることになります。
  • 完成済みのサイトから選ぶ(完成済み) 構成・更新の仕組み・入口が組まれた状態を実物で確かめ、社名・写真・文章を差し替えて公開します。完成形を先に確認してから決めたい場合に向きます。この記事の集計は、その実際のサイトのデータです。

この記事のデータについて

参考にした外部の資料(4 件)

  1. HPE(セキュリティ情報 HPESBNW05162)support.hpe.com・2026.10.26 確認
  2. HPE(HPESBNW05162 の CSAF 版)csaf.arubanetworking.hpe.com・2026.10.26 確認
  3. CVE の記録(CVE-2026-79844・登録は HPE)cveawg.mitre.org・2026.10.26 確認
  4. CVE の記録(CVE-2026-79845)cveawg.mitre.org・2026.10.26 確認

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